多治見市大畑町、感謝と挑戦のTYK体育館(多治見市総合体育館)で毎週木曜に伝統空手を練習しています。伝統空手は五輪はもちろん、総合格闘技とも親和性の高い実戦的な技術です。
イジメない子、イジメられない子育成の専門空手道場。
子供3500円、女性2980円、成人3980円!
稽古日 月火木金土 稽古場所 多治見市宝町2-41西棟
一章:武術の始まり
■日本国ができたキッカケはなに? 〜 弥生時代皆さんは皇紀と呼ばれるものを知っていますか?
これは西暦が今のように一般的になる以前に、元号と共に使われていた年号です。
平成30年の現代は、皇紀2678年となります。
この皇紀というのは、日本書紀、古事記を基に換算された年号で、初代天皇である神武天皇が即位から2678年の月日が経つということです。
諸説ありますが、浪漫に思い馳せて、単純にこの皇紀2678年というものを信じてみると、日本という国が始まって2678年もの月日が流れるということになります。
九州の地から大和に進出し、現在も続く日本という国を建国した初代天皇である神武天皇、九州と関東を平定した日本武尊(やまとたけるのみこと、第12代景行天皇皇子、第14代仲哀天皇の父)などの皇室の祖先は、従う部族は受け入れ、抗う部族は戦いを経て従わせ、国家統合を成し遂げました。
こうした日本建国の流れが、闘戦経の第一文目に表されています。
~我が武なるものは天地の初めに在り、しかして一気に天地を両(わか)つ。雛の卵を割るがごとし。故に我が道は万物の根元、百家(ひゃっか)の権與(けんよ)なり。〜
天地とは、善悪の定まらない混沌とした状態のこと。
そこから武の力によって、社会という秩序を作り上げた。
だから日本人にとって“武”という言葉は神聖であり、その武に生きた武士、サムライ達に浪漫を感じ、今でも大河ドラマ、戦国ブーム、城ブーム、刀剣ブーム…などを引き起こすほど憧れの対象なのです。
私達、武術、武道を学ぶ人間も、その神聖な武を学んでいることを忘れてはいけません。
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