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四章:戦後の武道禁止令

■武道がスポーツの一部になった日

日本は太平洋戦争(日本で総称:大東亜戦争)での敗戦後、アメリカの占領統治下におかれGHQ(連合国軍最高司令官総司令部)による統治支配を受けました。
その際、日本が日本としてではなく、欧米の一部である日本となるべく様々な占領政策が敷かれ、多く焚書され、日本の教育体制も欧米式へと変化していきました。

武道の世界においては、GHQ3S政策の一つとして、大日本武徳会は解散させられ、武道禁止令、武道のスポーツ化を指示され辛酸をなめました。
軍事色を一掃が目的で、戦えない日本人を作る為と言われています。
特に剣は、大昔から日本人における武の象徴であり、武士道精神の根幹であると言われます。
GHQは剣道、剣術は戦争に加担した部分が大きいとして厳しい対応を取りました。

柔道、弓道、空手は、連合国軍将校たちに愛好家が多いことなどもあって比較的好意的にみられており、スムーズに復活を果たした。
ただ、空手においては競技化が進むあまり、武器術とは乖離した形式で広まり、空手競技というスポーツとして広まってしまいました。

私達、武禅館は空手を敗戦以前の価値観だけでも戻そうと、試行錯誤を繰り返し、現代競技空手の中で切磋琢磨しています。


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